逍遙館について

逍遙館由来

逍遙館の前身は『大東流合気武道 大東館 九州総支部 福岡道場』(1987年設立)です。 2003年より『大東流合気柔術 武術稽古道場 逍遙館』として独立し活動しています。 古武術の合理的で無駄のない流麗な動きを身につけるべく精進しています。

『逍遙館』の「逍遙(しょうよう)」は「荘子」内篇「逍遙遊篇」からの引用で「散歩・心を俗世間の外に遊ばせる事・悠々自適」等の意味です。

館長挨拶

いにしえから現在いま、そして未来へ~

日本の身体文化には、縄文時代の生活から生まれた独特の身体運用法があります。もちろん、古武術も例外ではありません。 稽古は流儀に伝わる型を錬磨することで進んでいきます。まずは、手順を覚え、形を整えて、型通りに動ける体の使い方を身につけます。 それから、型を技に、技を術に、術を芸に昇華させていきます。

逍遙館では、稽古を通して、心・気・体 を養っていきます。 老若男女どなたでも、体術、武器術を習得できるよう、各々の段階に応じて、丁寧に稽古を進めていきます。

古武術の稽古は、現代でも活きた技として、護身術や体作りに大変有効です。また、日常と違う空間へ身を置くことで心と頭のリフレッシュにもなります。

旧石器時代から培われてきた日本文明。脈々と受け継がれ、古事記の国譲りの項では「手乞い」として記され、相撲と起源を同じくする大東流合気柔術。 先人達によって練り上げ伝えられてきた技の数々は、磨けば磨くほど輝いていきます。ぜひ私達と一緒に、研鑽してまいりましょう。

「学びて時に之を習う、亦説ばしからずや
朋有り遠方より来る、亦楽しからずや
人知らずして慍らず、亦君子ならずや」
(論語第一章)

大東流合気柔術
武術稽古道場 逍遙館
館長 小関茂義

館長紹介

館長 小関茂義

  • 昭和35年(1960年) 福岡市生まれ
  • 大東流合気柔術 教授代理
    兵法二天一流 第十一代 師範
    大和天心流棒術 宗師範
  • 1987年 大東館 九州総支部長 大塚虎之助先生に弟子入り、武田時宗門下生となる
    同年、大東館 福岡道場を立ち上げる
  • 1993年 武田時宗宗家没後、大塚虎之助先生の命により、大東流合気柔術 琢磨会 福岡県本部長就任
  • 1995年 大東流合気柔術 白鳳会 福岡県本部長就任
    大東流合気柔術と共に、惣角伝小野派一刀流を修行
  • 2003年 『大東流合気柔術 武術稽古道場 逍遙館』設立
    自らの武術修行により、棒術を研鑽、大塚虎之助先生の監修を得て、大和天心流と命名、逍遙館の稽古体系に導入
  • 2011年 兵法二天一流 第十代継承者 稗島政信伊心先生(大塚虎之助先生門下) より免許、兵法二天一流 第十一代継承者となる
  • 2014年 和敬塾二代目塾長前田俊博先生(教授代理)より、大東流合気柔術 教授代理允可
  • 今に至る

恩師紹介

大塚虎之助先生

  • 大正15年(1926年)~平成17年(2005年)
    大東流合気武道 和敬塾 初代塾長
    大東流合気武道 大東館 九州総支部長
    大東流合気柔術 教授代理(久琢磨先生・山本角義先生より允可)
    九州の小さな巨人と呼ばれ、武術研究に大きな足跡を残す
    著書:日本電信情報史「極秘電報に見る戦争と平和」